摂食・嚥下認定看護師の講義にて「キリンとアサヒの缶」の秘密に驚いた!

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未来の看護師からのご挨拶

初めまして、こんにちは。

看護師を目指して看護学校に通う長女です。

実は夫婦2人が日々を綴っているこのブログ、なんと長女も参戦することになりました^^
わーいパチパチ~(笑)

看護学生という身分上、看護に関すること(勉強とか実習とか)について書いていこうと思います!

あと、音楽が好きなので音楽関連も書くことがあるかも・・・??

ちなみに、昨年の春頃からギター始めました! おそっ(笑)

学校も多忙のため、なかなか登場出来ないかもしれませんが、これからどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

さて、最近ようやく後期終講試験が終わり、やっと春休みに入りました。

看護学校の終講試験は、各教科6割を超えなければ単位を修得することが出来ません。

しかし、私が通う看護学校では本試験で6割に満たなかった場合、一度だけ再試験を受けることが出来ます。

そして、その再試験において見事6割以上を達成して、ようやく単位を修得出来るわけです。

ところが、再試験を受けるには一科目ごとに再試験料金が発生します・・・。

試験科目は多いときで20科目以上あるため、下手をすればかなりの金額になってしまう可能性もあります。

それでも悲しいことに、再試験で6割に満たなかった場合は・・・サヨーナラー、進級・・・。(> <)

つまり!ひとつでも単位を落とした段階で留年になってしまうのです!!

とにかく、本試験の結果が早急に返ってこなければ、我々学生も身動きが取れません。

なのに春休みに入ってしまった!

万が一、再試験の場合(すなわち6割に満たなかった場合)、学校から電話がかかってきます。

なので毎日ドキドキしながら日々過ごしている今日この頃です。

 

摂食・嚥下と「あじわいキリン、のどごしアサヒ」

話は変わって、以前、老年看護学特論の講義に摂食・嚥下(えんげ)の認定看護師のAさんが特別講師として来られた時のことです。

  • 老年看護特論とは、老年期の対象に関わってくる介護・福祉制度や、その対象の発達段階・課題などを学ぶ授業。
  • 嚥下(えんげ)とは、口の中に取り込んだ食物を胃へと送り込むまでの過程のこと。
  • 認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいう。cf.専門看護師

そのときに言われて印象に残った一言が「あじわいキリン、のどごしアサヒ」。

「・・・・・・・・・(何?)」

認定看護師のAさんはパワーポイントを使いながら次々と説明していきます。

『みなさんはキリンとアサヒご存知ですよね?あのアルミ缶の飲み口の部分、普段気にして見てみたことありますか。』

いやいや未成年だし、飲まないし、そんなにまじまじと見たことがありません。

『キリンとアサヒとでは、実は飲み口の部分の構造が違っててね、嚥下(えんげ)の理屈に基づいて考えられてるんですよ。』

そして、キリンとアサヒの二つの飲み口部分を比較した写真がスクリーンに映し出されました。

キリンの飲み口部分は「横に広い楕円形」になっているのに対し、アサヒの飲み口部分は「縦に伸びた楕円形」をしていました。

横に広い楕円形の場合、飲む際に口を横に広げ、液体がこぼれないようにするので、ゴクゴク飲もうとしてもなかなか難しいようです。

が、それに比べて縦に広い楕円形は、口を大きく縦に広げるため、ゴクゴク飲めるというのです。

なんと!アルミ缶はただの缶じゃなかった・・・!!

企業側も、自分たちの強みをより生かすために、様々な努力をしているのだなと改めて感心してしまいました。

他にも、ゼリーを嚥下(えんげ)しやすい量は「4g」など、実際にその場で食べてみる実技もあったり、Aさんもユニークな方でとても楽しい講義でした。

でも、一番印象に残ったのがこのビールの話。(笑)

みなさんも、今度家にある缶飲料の飲み口をそれぞれ見比べてみてはいかがですか?

何か面白い発見があるかもしれませんね。

また発見次第、私にも教えてください^^

 

それでは、また宜しくお願いします。

 
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