またまた、アウトドアのDIYネタです。
今までは、ランタンを購入した際に梱包材として付いてくる製品ダンボールをそのまま利用していて、ランタン収納袋は所有していません(ランタン購入時には、ランタン用収納袋が別売で売っている事を知らなかった)でしたが、近々メーカーから売られている専用の製品を購入予定でした。
しかし、昨日出先でK(妻)がペグを入れるケースを自作すると言うので100均へ同行しましたら、デニム地(しかも国産)の布など色々売っていまして、K(妻)に感化された私(Y)はランタンの収納袋を作る事に…
※ 玉結びすらまともに出来ない私(Y)にはかなり無謀な挑戦だったのですが、K(妻)に教えて貰える事を想定して…(笑
そして何とか、K(妻)に手取り足取り…全て教えて貰いながらミシンを使い何とか完成させました。
※ ありがたい事に、K(妻)は自分のペグケース作成よりも優先して作らさせて頂きました。
目次
ランタン収納袋を作るにあたって、求めたこと
ランタンの収納袋を作るにあたり、以下の条件を設定しました。
コールマン系のガソリンランタンはホヤが本体に収納出来ませんから、ホヤを守る為にも自ずとハードケースになってしまうと思います。
しかし、我が家のランタンはCB缶(カセットボンベ)式の、SOTOのST-233です。このランタンの特徴は、ホヤであるガラス部分(燃焼室部分)がCB缶を外した状態で本体内に収納出来ることなんです。
つまり、ホヤは本体ボディに守られている状態ですから、その収納はソフトケースでも十分だと思われますし、実際に純正品もソフトケースの様です。
その様な観点から、ある程度材料を吟味します。
そして、ランタン収納袋に求めた事が、以下の通りです。
- 布製で軽く、形が保持されること
- 出し入れが容易であること
- 衝撃から本体を守れること
- 安価であること(1,000円以下)
我が家のランタンに興味がある方は、下のリンクから購入出来ます。
ランタン収納袋、購入した材料
では、実際に購入した商品をご説明します。
- 布(ギンガムチェック50cm×90cm)
- フェルト生地(緑色・60cm×45cm) ※ ケースの型と衝撃吸収用として
- フェルト生地(黒色・60cm×45cm) ※ ケースの型と衝撃吸収用として
- ストライプコード(300cm)
- ループエンド(直径15mm・6個入)
合計で税別500円(ワンコイン)と格安で上がりました!
尚、フェルト生地の緑色と黒色を買った理由は、何故だか置いてあるフェルトの色によって生地の硬さが違い、緑は硬く黒は柔らかかったからで、元々が側面は衝撃吸収の為にフェルトを二重にするつもりだったのですが、緑が硬さで型崩れを防ぎ、黒が柔らかさで衝撃を吸収してくれたらと考えたからです。
ランタン収納袋、内側のフェルト製型枠作成
ランタン最下部の直径を計測し、側面部分のフェルト生地(緑)を切り出します。
ST-233の場合、ハンガー部分が最下部より出っ張りますのでその分も考慮してフェルトを3cm程大きく切り、その部分15mmを合わせる様に筒状にゴム系接着剤(コニシ社さんの「ボンドG17」)を使用して接着しました。
接着にあたり、接着面を木っ端で挟む様にして圧をかけガッチリと接着させます。当初は手針での縫製も考えましたが、手針では全く刃が立たず接着に変更しました。結果的にガッチリ接着出来て正解でした。
フェルト生地(黒)も同様に切り出しますが、フェルト生地が重なると生地の厚みだけ内径が小さくなりますので3cm大きく切らず、ST-233の外形と同寸で切りました。
フェルト生地(緑)の接着が乾きましたら、フェルト生地(黒)を入れます。
底のフェルト生地(緑)を円状に切り抜きますが、四隅だけ十字状に1cm~2cm出っ張りを付けます。
この十字状の部分を先ほど作った筒状のフェルト生地(緑)に接着します。
これで、ランタン収納袋内側のフェルト製型枠は完成です。
ランタン収納袋、材料の裁断とミシン掛け
ランタン収納袋の外側を裁断し、ミシンで縫って行きます。
底面の取り付けはカーブ状で難しく、K(妻)に全てお任せでお願いしました。
木工や金工はある程度知っていますし、素人レベルながらも多少は経験もあります。
が… 裁縫って難しいです (><;
この底面縫製の工程が完了すれば、一応、袋状の形になります。
後は、上部の解れ止め縫いと、入り口部分に紐を通す輪状に縫っておしまいです。
縫い終わって、底面を見ると、何かに似てる… 何だろう…
あっ!
寝袋の収納袋!
そうです、見た感じ、寝袋の収納袋の小さい感じなんです。
寝袋の収納袋で何故だかウケたのは、私Y(夫)だけでしたが… ← この記事を書いていて、何故ウケたか自分でも判らなかったりするのはナイショでお願いします!
ランタン収納袋、作った物を組み立てて完成
早速、上紐を通して、内側のフェルト製型枠を入れます。
上紐は紐通しワイヤーなる物が有ったので、今回は紐通しワイヤーのお世話になり、一発で紐通し完了。
下の写真は内側のフェルト製型枠を入れている所です。
早速、ランタンを入れてみます。
サイズ的にもピッタリ、スッポリと収まりました。
ゆる過ぎず、きつ過ぎず、絶妙なサイズでした。
因みに、上紐を引いて閉じると下の写真の様になります。
100均だと材料の柄や質が選べずある程度の制約はありますが、価格を考えたら十分に納得のいくランタン収納袋が出来たと思います。
結果的に、硬いフェルト生地と柔らかいフェルト生地が同じ色に出来なかったのも100均ならではの制約となってしまいました。
また、唯一の失敗点が、フェルト生地の高さより低く外生地のスリットが入ってしまい、開放時に緑色のフェルト生地がモロ見えになってしまう点が残念ポイントでした。 これも多分、黒色フェルト生地に硬い物があれば目立たずに解決していたのかもしれません…
他にも、ランタン関連の記事で「SOTOのランタンST-233(213)に他社マントル流用は可能か?」や「DIYで木製ランタンハンガーを作ってみました!」も書いていますので合わせてご覧下さい。
ハリケーンランタンの代表であるフェアハンドランタンを追加購入しました。
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こちらも、合わせてご覧いただければと思います。
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