ワンコインでキャンプテーブル下の収納ラックをDIYしてみよう!

LINEで送る
Pocket

 

今回はDIYネタ。 アウトドアで使えるキャンプテーブルのDIYをお届けしようと思います。

今回のネタ元になるテーブルは、最も一般的且つ安価で流通量も多いであろうキャンプテーブルですが、実際にフィールドで使うと、色々と不便を感じる事もあるかと存じます。

その一つが、箱ティッシュなどを置く場所がテーブル上しか無い事。「誰もが簡単に手が届く場所に箱ティッシュやウェットティッシュを置いておけたら…」って思われた方結構いらっしゃるかと思います。

今回は、そういった事を不便を感じた方に、簡単にしかも安価に解決する方法です。

費用は、税別500円ポッキリ(ネジ類は自宅に有った物を使用しました)ですし、ちょっとした工具があればそんなに難しくはありませんから、是非挑戦してみて下さいね。

 

キャンプテーブル下の収納ラック、用意する材料

今回の材料は全て100均のキャンドゥで揃えました。勿論、他の100均でもほぼ同じような物が販売されていると思いますので、お近くの100均で探してみて下さい。

注意点としては、テーブルは様々なサイズが販売されています。我が家のテーブルは展開時に1200mm×600mmのサイズですから、折りたたみ時に600mm×600mmとなり、それより大きいワイヤーネットは収納出来ず使えません。その辺も考慮してワイヤーネットを購入する必要がありますし、同様につっぱり棒の長さもテーブルに合った物をお求め下さい。

以下に今回購入した物を列記します。

  • ワイヤーネット (485mm×375mm)×1枚
  • S字ハンガー 2本入り (236mm・耐荷重5kg)×2セット
  • つっぱり棒 (400mm~700mm・耐荷重1kg)×2本

以上、3種 計5品です。

これ以外には、ネジ4本を使いますが、ネジは自宅のストック品を使いました。ネジも用意しなければならない場合は、100均で売っている木ネジで十分だと思います。

  • ネジ×4本 (手持ちが無い場合は100均で木ネジセットを購入して下さい)

ワイヤーネットは、テーブル収納時に、テーブル内に収納可能なサイズ(485mm×375mm)としました。

diy_table_rack_02

ワイヤーネットを吊り下げるS字ハンガーは、2本入りのスチール製を購入。

同じ価格で1本売りのステンレス製もありますが、ステンレス製は硬く曲げたり切ったりが大変なので加工が容易なスチール製を今回はチョイスしています。

diy_table_rack_03

 

 

キャンプテーブル下の収納ラック、用意する工具

工具類は、DIYがお好きな方なら持っている可能性が高い物ばかりです。

  • 大型のペンチ(なるべくしっかりした物)
  • ラジオペンチ
  • ネジ穴開け用のドリル(2mm~2.5mm程度)
  • メジャー(定規で代用可)
  • マジック(穴あけマーキングに使用)

あれば、便利な工具。

  • 万力
  • ポンチ(穴あけ位置ずれ防止に)
  • 充電ドリル

 

キャンプテーブル下の収納ラック、作り方!

まずは、つっぱり棒を取り付ける位置を決めます。

注意点としては、収納時にテーブルの足やその他の部位に緩衝しないこと。特に、テーブルの足と緩衝してしまうと、折り畳んで収納出来なくなってしまう可能性がありますので要注意ポイントです。

我が家の場合は、蝶番部分から165mmの位置に決定。つまり吊り下げ用のS字ハンガーも最長165mmまでの制約を受けますが、S字ハンガーの長さについては後記します。

diy_table_rack_04

165mmの位置に木ネジを入れる下穴を開け、2本計4箇所でつっぱり棒を固定します。

「ネジで固定しなければだめなの?」と思われるかもしれませんが、つっぱり棒の突っ張りだけで使用する場合は耐荷重も低くなりますし、強く突っ張るとテーブル本体のアルミ製フレームに大きな歪みが生じますので、可能な限りビスでの固定をオススメしています。

ネジで固定することによって、つっぱり棒を強く突っ張る必要が無くなりテーブル本体のアルミ製フレームに大きな負荷を掛けずに利用することができます。

diy_table_rack_08

 

続いて、S字ハンガーを下の写真の様に加工します。(我が家ではH140mmに切って加工しました)

ループ状になっている部分につっぱり棒が入り、レの字の部分にワイヤーネットを引っ掛けて使用します。

diy_table_rack_07

写真では、レの字部分に外した白いキャップが付いてませんが、この後で取り付けました。

長さ(H)を140mmにしたのは、箱ティッシュの一辺が120mmだったので、横向きに箱ティッシュを立てて置ける事を考慮した結果です。

また、この長さを長くしすぎると、膝や足に当たってしまうので、ギリギリの140mmとしました。

曲げ加工をする140mmに位置にマーキングし、1本づつレの字に曲げていきます。

diy_table_rack_06

4本とも加工し終わりましたら、テーブルとつっぱり棒を固定するために取り付けたネジを一旦外し、曲げ加工の終わったS字ハンガーをつっぱり棒に通すと下の写真の様になります。

diy_table_rack_05

つっぱり棒1本につきS字ハンガー2個、両つっぱり棒に4本とも全て通して下さい。

S字ハンガー4個とも全て通しましたら、テーブルを展開し、ワイヤーネットを嵌めて完成です。

diy_table_rack_01

横向きに箱ティッシュを立てて置いてみました。

S字ハンガー長を140mmに設定したのは、線径分高さが減るので、実際は130mm程となるからです。

箱ティッシュを立てた場合の必要高さは120mmですのでギリギリですね。

diy_table_rack_10

勿論、今まで同様に全く問題無く収納出来ます!

diy_table_rack_11

テーブルを展開しなければ、テーブル下の収納ラックをDIYで取り付けていることすら判らないでしょう。

利用上問題がなければ、S字ハンガーとワイヤーネットを増やして複数段にすることも可能ですし、ワイヤーネット自体も様々なサイズが販売されていますので、各家庭(個人)の趣旨に合わせて作れるのも大きなメリットではないでしょうか。

 

 

 

 

 
スポンサードリンク
 
 
※ 当サイトの許可なく記事・写真等一切のコピーや転載を禁止させていただきます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA