初めて作る晩御飯が、改めて看護を考えるきっかけになりました

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こんばんは、長女です。

今日の夜は両親がお出かけなので、私と妹の二人ぼっち。なので、私が人生初の晩御飯を作ることになりました。

後に、この晩御飯初挑戦の経験が、「看護」を勉強する私にとって「看護」を改めて考えるきっかけになるとは、まさかこの時は知る由もありませんでした。

 

メニューは、「豚の生姜焼き・味噌汁・おくら納豆」です。

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私は食べることは大好きです。

でも、今まで料理を作ることには全く関心がなく・・・、というよりは、「大変そうだな~、面倒だな~。」と避けていました。

そんな私がなぜ料理を??

今までこの私が作ったことのあるものと言えば、「卵かけご飯」・「おにぎり」・「スクランブルエッグのようなもの」・・・「料理」と呼べるような料理を作ったことは一度もありません。

以前、母におにぎりを作りましたが「こんなに不味いおにぎりを食べたことがない!」と言われ、それを聞いた父にも「おにぎりが不味いってどうなの?」と 笑われて、ひと口も私の「おにぎり」を食べてくれたことがありません・・・。

家庭科の調理実習では、味噌汁や野菜炒めなども作ったことはありますが、味付けには一切関与せず・・・私の役割はせいぜい食材の皮をむいたり、食器を洗う程度です。

そんな私が「今までに作ったことのないものでも作ってみようか。」と珍しく気まぐれてみました。

・・・さて・・・何を作ろう・・・?

母と相談しながら色々考えた挙句、家にある食材から「豚の生姜焼き・味噌汁・おくら納豆」」に決定しました。

生姜焼きは、前夜から豚肉を漬け込みました。

初心者には、肉を焼きながらたれを絡める方が焦げにくいので比較的簡単なようですが、やはり漬け込むほうが肉にたれの味が染みて美味しいと母からアドバイスを受けました。

また、当日短時間で調理が出来るように、前日におくらも先に茹でて準備し、付け合せのキャベツも千切りしておきました。

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初心者の私が作った「豚の生姜焼き」 用意する材料

まず、材料を用意します。

  • 豚肉   250g
  • 玉ねぎ  1個
  • キャベツ 小1/3玉
  • ミニトマト 2個
  • レモン汁  大さじ1
  • サラダ油  大さじ1
  • 片栗粉  少々
  • A.醬油  大さじ3
  • A.砂糖  小さじ1
  • A.酒   大さじ4
  • A.みりん 大さじ1.5
  • A.おろし生姜  大さじ2くらい

初心者の私が作った「豚の生姜焼き」 作り方

(1) 玉ねぎの皮をむき、細切りします。

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(2) 付け合せのキャベツも千切りします。

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これくらいの太目の千切りキャベツが好きです。決して細く切れなかったわけではありません・・・。

 

(3) Aをボールに混ぜ合わせ、そこに豚肉と細切りした玉ねぎを入れて揉み込み、冷蔵庫で寝かせます。

(玉ねぎの摩り下ろしたものを入れると甘みも増し、さらに美味しくなると父からアドバイスをもらいましたが、玉ねぎを切り終わったあとに聞いたので、今回は入れませんでした。)

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(4) フライパンを十分に熱して適量のサラダ油を引き、漬け込んだ肉たちを焼きます。この時たれは入れずに残します。 (入れた時にジュワーと言えば、フライパンの温度はちょうど良いようです。)

(5) 玉ねぎと肉の火の通りがちょうど良さそうだと思ったら、残していたたれに片栗粉を少々入れて、レモン汁と共にフライパンに流し込み、肉に絡ませます。

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軽くとろみが付いたら火を止め完成。千切りキャベツと一緒に盛り付け、ミニトマトを飾れば生姜焼きの出来上がりです。

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ポイントは、レモン汁を入れることです。

レモン汁を入れることで、こってり感も抑えられ、程よい酸味で更に美味しくなります。(父より直伝)

 

若布の味噌汁の作り方

続いて味噌汁。

父が取っていた出汁が残っていたので、ちゃっかり使わせてもらいました。

小鍋に出汁(300ccくらい)を入れ、火にかけて若布を入れ、沸騰したら火を止めて、大さじ2ほどの味噌を溶きます。

沸騰させながら味噌を溶くと、香りが飛ぶので美味しく出来ないようです。

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味見をしたら、私は少し薄く感じました。目分量で入れた味噌が少なかったようです。

味が薄いときは味噌を足すのでは無く、塩か醬油を加えると良いようです。なので今回は、醬油を少量(小さじ1くらい)入れました。

醬油を少し入れることで、香りも良くなります。プロも使う小技だそうです。

実は、若布を入れ忘れていたので、味噌を溶いてから入れました。

 

おくら納豆

そして、おくら納豆。

これは和えるだけなので、料理とは言えないかもしれません・・・。

前日に茹でておいたオクラを輪切りにして、 納豆と付属のたれ・辛子を合わせて、妹に協力してもらってひたすらかき混ぜました。

最後に鰹節を添えて。

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ここまでの過程、おおかた50分。どうなんだろう。やっぱりかかりすぎでしょうか。

妹にも協力してもらいましたが、ほぼ自分一人でここまで作り上げたのは初めて!

さぁて、肝心のお味のほうは・・・?

妹「姉ちゃん!めちゃくちゃ美味しい!」

「おぉ・・・!初めてにしては上出来ではないか!生姜をもっと入れれば完璧だったかも。」と、自分で作ったものの美味しくて大満足。(笑)

妹と二人であっという間に食べ切ってしまいました。

 

初めて晩御飯を作って感じた、良い点と悪い点

今回食べ終えたあと、少し反省点を考えてみました。

一番悪かった点は、ボールやフライパンなど使い終わったにもかかわらず、 使わない物品を出しっぱなしにして、すぐに片付けなかったことです。

このことが原因で、作業スペースが狭くなり、作業効率の低下に繋がったと思います。これはかなりのダメージです。

良かった点としては、「いきなり作り出すのではなくて、事前にシミュレーションして段取りを考えてからのほうが良い。」 という母からのアドバイスを実践したことです。

前日から、下準備をしたり、食器までも決めておいたおかげで、無駄な動きを最小限に抑えられ、調理することに集中出来たので、かなり時間を有効に使えたと思います。

 

初めて作った晩御飯が、看護に役立つ!?

この今回の反省点は、実は看護にも大いに生かされるんです!

看護の援助を行う上で、事前準備はかなり重要になります。

事前準備あってこその援助』と実習時の指導者さんから厳しく言われたほどです。

患者の「その日の状態、その援助を行えるような体調であるか」という事前情報はもちろん必要ですし、 患者に合わせた物品を用意することもあるため、「どのようなサイズが必要なのか」等の事前情報も取得しなければなりません。

そして何よりも患者の安全と安楽を保つために、援助の段取りもこと細やかにシミュレーションしなければならないのです。

万が一、それらの事前準備を怠ってしまうと、患者の安全安楽を守るつもりが、かえって患者に不快感を与えたり危険にさらす可能性も出てきます。

また、作業スペースを確保することは、援助の効率性を高める上でも重要な要素となります。

これは患者だけでなく、看護者の安全安楽を保つことにも繋がるからです。

作業スペースが十分でない状態で援助を行うと、腰を痛めてしまうなど看護者に大きな負担がかかり、それが原因で 仕事が続けられなくなってしまうということも起こりうるのです。

普段は日常生活となかなか結びつくことはないように感じる「看護」ですが、実はあらゆるところに転がっているということに気づかされました。

そして今回の料理初挑戦が、また一つ看護の勉強や実習をしていく上で、大事なことを考えるきっかけとなったのは大きな収穫でした。

さて、次回は何を作ろうかな~。

 
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