フェアハンドランタン用木製ケースを、100均材主体で作ってみた!

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先だって、フェアハンドランタンBaby Special 276 を購入したものの、梱包のダンボールでは運搬時の破損が怖いので、ケースを購入しようと近くの日用品店へ行きましたが、残念ながら丁度良い物が見つけられませんでした。

その帰り道フラッと立ち寄った100均で、多少手間はかかりますが「これで作ればいいじゃん!」と材料を購入し、フェアハンドランタン用の木製ケースを作成することにしました!

 

木製ランタン用ケース 作成に必要な材料

木製ランタン収納ケースの作成で、今回購入した材料は以下の通りです。

<100均購入>

  • 桐まな板 6枚
  • 桐製の小物入れ 1個 (蝶番とロック金具取り用)
  • 扉用取っ手

<ホームセンター購入>

  • ドアキャッチ(200円以下のプラスチック製)
  • キャリングハンドルとして引き出し用の取っ手(300~400円位)

<自宅所持品>

  • 木工用ボンド
  • 装飾用の真鍮釘10本
  • 塗料(水性・チーク色)
  • ジョイントマット(ウレタンマット)材

 

まずは、100均で購入してきた材料を並べてみます。 ※ 扉の取っ手は後日購入のため写っていません。

桐の小物入れが左端にありますが、この小物入れから、蝶番(ちょうつがい)とロック金具を取り外して使います。上蓋は、カットしてランタン固定部材として使用します。

 

 

木製ランタン用ケース 作成に必要な工具類

代用可能な工具類もありますが、今回私が使用した工具のは以下の通りです。

  • ジグソー(鋸で代用可)
  • 金槌
  • カンナ
  • プラスドライバー
  • ノミ
  • F型クランプ300mm以上を4個
  • サンドペーパー120番(チリ合わせ用)
  • サンドペーパー1,000番(塗装用)
  • 平ハケ(塗装用)

 

材料をカットし収納箱を組み立てます

100均にて購入してきた桐板の2枚は無加工で使用します。

残りの4枚は以下のようにカットします。

2枚は扉板と裏板に、残りの2枚は天板と底板に(木目に注意して)カットして下さい。

各板のカット寸法は以下の通りです。

  • 扉板・裏板=縦265mm・横152mm
  • 天板・底板=横152mm・奥190mm(奥行きはカットしないでOK)

 

カットが終了したら、箱型に木工用ボンドで組み立てます。

ボンドで接着中は、F型クランプ等で押さえておくとしっかりと接着できます。木工用ボンドが乾燥したら、各部のチリ合わせをカンナやヤスリで行います。

上記写真は接着が終了し、チリ合わせを行う前の写真です。また、扉板は取り付けていません。

 

扉板に蝶番の溝を彫り、蝶番2つを取り付けます。この時、蝶番の出っ張り分を半分位埋まる深さにノミ等で彫り込みを入れてから蝶番を取り付けます。

 

蝶番を付けた扉を本体に取り付け、扉が閉まる調度良い頃合にカンナで扉を微調整します。

 

扉の微調整が終わったら、扉のロック金具も取り付けます。

 

ホームセンターで購入したドアキャッチ(白いプラ製)を取り付けます。

 

木製ケースの外見が大体完成しました。

 

一応、ちゃんとランタンが収納可能か確認しています。

 

結構、ギリギリですが、無事ランタンが収納出来ていますね。

 

塗装と装飾金具の取り付け

塗料は水性のチーク色で、塗料を塗っては乾かし~サンドペーパーで磨き、を3回ほど繰り返しました。

扉には、アンティーク調の取っ手を付けました。

 

天板には、キャリングハンドルとして、ホームセンターで購入した引き出し用の取っ手を付けています。

今回購入した材料で、単品の価格が一番高かったのがコレ!

と言っても、400円しませんでしたが…

 

じゃじゃ~ん!

外見の完成となりました。

材料として、硬い竹集成材ではなく柔らかい桐材を選択したので、筐体の強度に若干の不安がありましたが、完成してみると10mm厚の桐材で十分に強度は確保出来ていると思います。

勿論、硬い竹集成材であれば更に強度は増しますが、そのぶん重量も嵩みますから、今回桐材を選択した事は間違いでは無かったと思います。

 

 

ランタンを筐体に固定するパッドの作成

収納箱は完成しましたが、このままでは中でランタンが動いてしまい、ランタンと収納箱の内壁で緩衝してしまいます。

そこで、緩衝を避ける為に用意したのが、以前購入したものの全く使用していなかったジョイントマット(ウレタンマット)材。このジョイントマットをカットして使用することにしました。

ジョイントマットの色に若干躊躇しましたが、下の写真はカットしたところです。(笑

写真右側がランタン下部を支える部分。左側が煙突部分を支えます。

ランタン下部を支える部分は、ランタンの燃料タンク下側と同一径で切り抜き、煙突部分の支えは2mm小さく切り抜きました。

また、煙突部分の支えの裏側には、下写真の様に収納箱側へ接着固定した際の補助を、蝶番とロック金具取り用の桐製小物入れから上蓋をカットして取り付けています。

 

収納箱内に取り付けてた際のイメージは、下の写真のようになります。

煙突部分の寸法が小さく出来ているので、首の部分をしっかり掴んで離さないようになっています。

 

ランタン固定パッドを取り付け、収納箱の完成!

いよいよ、ランタン固定パッドを収納箱内に取り付けて完成です。

 

それでは早速、ランタンを収納してみましょう。

ランタンにピッタリです。

ご覧の様に、蓋もしっかり閉まります。

勿論、揺すっても中でランタンが動いている気配はありません。

これで実用可能となりました。暫くこのまま使ってみて、問題があるようなら改良していきたいと思います。

 

ここまでで、掛かった材料費は、1,200円位でしょうか。今回、私の場合は手持ちの材料や塗料を使いましたが、塗料は100均で購入し、真鍮の釘やジョイントマットを含めても総額2,000円以下で作れると思います。

皆さんも、do it yourself 。是非とも作ってみて下さいな!

 

尚、購入したフェアハンドランタンについては、以下の記事をご覧下さい。

フェアハンドランタンBaby Special 276の魅力とメンテナンス!

 

 

 
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