そろそろ蚊やアブが煩わしい季節になりました。
皆さんは、アウトドアでどの様な害虫対策をされていますか?
楽しいBBQやキャンプの時に、蚊やアブの襲来は最悪ですよね。
そんな時、我が家では害虫に対して忌避効果の高いアウトドア用の線香を使っています。
このアウトドア用の線香、「普通の蚊取り線香と違うの?」とか、
「そんなの薬局で売ってるの見たこと無いよ…」なんて声も聞こえて来そうですが、
専門のお店では取り扱っていますし、効き目も強力なんです。
その線香は、森林香と言う代物で、一般的な蚊取り線香に比べ線が太く巻き数は少なめですが、その分、煙も大目なんです!
見るからに力強さを感じる、極太な線香の森林香。
では早速比べてみましょう。
一般の蚊取り線香と森林香を比べてみる
まずは、外見上の違いから。
※ 比較対象の蚊取り線香は、COOPブランドの天然除虫菊無香料タイプを選択しました。
線香の巻き数が一般的な蚊取り線香の3巻き半から森林香は2巻き半と1巻き少なくなっていますが、線香の太さは森林香の方が太くなっています。
線香の太さを比較すると、明かに太くなっていますよね。
因みに、写真上側が一般の蚊取り線香で、下側が森林香です。
では、実際に線香断面の面積はどれ位違うのでしょうか…
実際に計ってみました。
まずは、一般の蚊取り線香の線幅は6.9mm
写真ではノギスのゲージが少々見辛いですが、森林香の線幅は8.9mm
そして、一般の蚊取り線香の線厚が4.0mm
森林香の線厚が7.2mmとなっています。
文章だと判り辛いと思いますので、簡単な表に纏めてみました。
線幅 | 線厚 | 断面積 | |
一般の蚊取り線香 | 6.9mm | 4.0mm | 27.60mm² |
森林香 | 8.9mm | 7.2mm | 64.08mm² |
断面積を求めてみると判るのですが、森林香は一般的な蚊取り線香に比べ、断面積が約2.32倍もあるんですね。材料の成分や調合割合などは各々の線香で違うはずですから、単純に比較は出来ないとは思いますが、煙が倍ぐらい出ると色々なブログに書かれている事も納得出来ます。
差が判る写真が撮れず判り辛いのですが、目視では明かに煙の量が違います。
この森林香、メーカーのHPによると「煙の量が多いく、忌避剤としての効果が高い」とのこと。
つまり、虫が寄ってこないということらしいです。
森林香で虫を寄せつけず、後は刺されない工夫をすれば、被害が最小限に抑えられますよね。
虫に刺されない工夫については、以前、当ブログ「アウトドアで憎っくき蚊に刺されないために!」でハッカ油を使ったスプレーの記事を書かせて頂きましたので参考にして下さいね。
因みに我が家では、森林香1巻+蚊取り線香2巻+ハッカ油を使ったスプレーが夏場のスタンダードで、その場所に合わせて、森林香2巻+蚊取り線香4巻まで増やして使用します。
森林香を使うなら、専用ケースは必須!
蚊取り線香の太さが、一般の蚊取り線香とは全く違う事は上記に書かせて頂きました。
では、なぜ専用ケースが必要なのでしょうか。
ズバリ、それは一般の蚊取り線香のケースでは線香が太い為に圧迫されて火が消えてしまうからです。
線厚が4.0mmから7.2mmと倍近く厚みがある訳ですから、テーブルサイドなど火傷防止を考える場所での使用は、専用ケースは必須なんです。
そして、この専用ケースが良く出来ていて、線香のスペアをケース裏側に2巻き収納出来るし、線香の取替えも簡単に出来る構造となっています。
テントやタープのペグ等に引っ掛けて使う方法もありますが、子供の火傷防止ためケースに入れた蚊取り線香をテーブルサイドで使っています。
Amazonさんでは、ケースと森林香10巻のセットもありますね。
まずは、このセットで。
様子を見てから、更に強力な赤色のパワー森林香に変えてもいいですし、ケースセットを購入して複数焚きで蚊を寄せ付け無いのも手だと思います。
最近は野生動物による被害が増加しています。
森林香には獣避け効果もある「コダマ 獣よけ線香 20巻」なんてのもあります。
下の商品に専用ケースは付きませんが、野生動物の多い地域へアウトドアで行かれる方は検討してみては?
私は使った事がありませんが、獣の嫌う唐辛子成分が入っているそうです。
唐辛子成分の為でしょうか、ベルト等に着用するのはお勧め出来ないみたいです。
なんだか、獣よけ線香の写真を見ているだけで目が痛くなりそうですね(笑
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