キャンプ場で一度使うと手放せなくなる便利グッズ「ハンギングチェーン」ですが、市販品は長さが2m~3m程度の物が多く、意外に使い心地が宜しくありません。
そこで、タープのセッティングテープの要領でハンギングチェーンのエクステンションを自作してみました。
今回も100均素材をメインにしていますが、一部手持ちのハトメと縫い糸を使用しています。なので、購入代金は200円(税別)と格安エクステンションです(笑
ハトメと縫い糸を別途購入しても税別400円程度、ハトメ無し縫い糸を別途購入なら税別300円程度に収まるリーズナブル仕様です。
NOMADOのハンギングチェーン
今回、自作エクステンションで長さを伸ばすのは、NOMADO製ハンギングチェーン(カラビナ付)です。
レインボーカラーとカラビナ付に惹かれて、一年位前に購入しました。
両端はループ状になっており、ループの本体側には脱着式の自在(プラスチック製)が付いていて、140cm~250cmまでの可変長となっています。
この部分が脱着式のため、使い勝手は良好です。
私Y(夫)が購入したハンギングチェーンにはカラビナが8個付いていました。
このカラビナ、100均の物と殆ど変わりありませんが、大きな荷重の掛からないハンギングチェーン用途には十分な作りだと思います。
収納袋まで付いて、この内容で1000円程度。
しかも送料込み!
収納袋は多少チープではありますが、価格を考えたら十分すぎるコストパフォーマンスだと思います。
今回は、このハンギングチェーンにエクステンションを自作してみます。
自作エクステンションに必要な材料と工具
自作するにあたって、必要な材料と工具を以下に列記しておきます。
<必要な材料>
- 20mm幅のナイロン製テープ(ナイロンベルト) ※ 今回は2m長の物を購入
- カラビナ ※ 今回購入したプラスチック製でも、対荷重は8kgと必要十分
- 縫い糸
- ハトメ(内径8mm)
<必要な工具>
- 切断工具(ハサミやカッターなど)
- 縫い針
- 千枚通し(目打ち)などの先の尖った工具
- ライター
- ハトメパンチ
購入した材料を見てみる
今回購入したナイロン製テープ(ナイロンベルト)は2m長の20mm幅で色はベージュ。
100均なので、ハンギングチェーンと同様のレインボー柄などありません。最後まで黒色と迷いましたが、夜間の視認性と自然な色合いでベージュにしました。
DAISOで購入したプラスチック製のカラビナ。
対荷重は確か8kgだったと記憶していますが、記憶違いかもしれません…
ハンギングチェーン用エクステンションの作成
では、早速作っていきます。
まずは、カラビナに合わせてナイロン製テープの端面を縫い付けます。
この時、切断面をライター等で炙って素材を溶かし、ほつれない様にしましょう。
実際にカラビナをセットした状態が下の写真です。
大体、こんな感じでOKかと…
続いて反対側ですが、カラビナ側同様に切断面の処理をしてからループ状態に縫い付けます。
私Y(夫)の場合、ループ部分を12cmほど折り返して2cmの縫い代で縫い付けました。
つまり、ループ部分が10cmほどになる様にしました。
後は、ループ側から50cmと100cmの所にハトメを入れます。
ハトメの圧入には、100均の打ち込み式よりもペンチ式をお勧めします。
打ち込み式は仕上がりにムラがあり、失敗するとハトメを外すのに苦労します。なので、失敗の少ないペンチ式が結果的に良いと思います。
8mmのハトメパンチなら、他にもタープのセッティングテープ自作にも使えますし、その他にも色々と有効に活用出来るのではないかと思います。
千枚通し(目打ち)などで下穴を開け、穴をハサミやカッターで広げます。
穴の周囲をライター等で溶かしてほつれないようにしてから、ハトメパンチでハトメを圧着します。
圧着されたハトメ。
前記の通り、ループ側から50cmと100cmの2箇所にハトメを入れました。
ハンギングチェーンとの接合部。
これで、ハンギングチェーンを最高約180cm程度延長出来ます。
つまり、我が家のハンギングチェーンだと、元々の長さ140cm~250cmに、+80cm・+130cm・+180cmと3種類の長さを任意に付け足すことが出来ます。
勿論、元の収納袋に一緒に収納も出来ます。
収納袋がパンパンになっちゃいますが…(笑
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