コールマンのケロシン(灯油)ランタンを購入してみた!!

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン
LINEで送る
Pocket

我が家では、カセットガス(通称CB缶)ランタンをメインに使用していましたが、ランタイム時間が短いのが気になっていました。

そこで、更なる燃料費削減と低温環境でも安定した明かりを求め、ケロシン(灯油)ランタンを購入してみましたので、個人的主観ではありますがファーストインプレをお届け致します。

 

ケロシン(灯油)ランタンという選択

なぜ、ケロシン(灯油)なのか?

事の発端は、昨年のクリスマスキャンプ。バンガロー泊ですが、夜間の気温低下は想定済みだったので、プロパン混入の寒冷地対応CB缶を持って行きました。

冬至の時期なので日の入りが早いため、暗くなりだす夕方4時過ぎ頃にはランタンを点灯します。そこから、就寝前の10時頃までランタンを灯し続けるのですが、途中で燃料切れになってしまうんです。

結果的に、1日2本のペースでCB缶が空になって行きます。

一晩の燃料費は約500円弱でしょうか…

2泊3日なので、灯具としての燃料費は1,000円ほど。

これを高いと思うか安いと思うかは個人差がありますが、安いにこした事はありません。

また、プロパン混入のCB缶は入手性が悪く、現地調達が難しい可能性もあります。

 

また、春先にディティールに惚れて購入してしまったハリケーンランタンの燃料が灯油だったこともあり、燃料系をCB缶で統一していたのですが、状況に合わせてCB缶とケロシンを使い分ける事にしようと思いました。

 

ペトロマックス or コールマン(並行輸入品)

メインランタンとして使うには、大光量のランタンが必要になります。

大光量である加圧式ケロシンランタンの選択肢は以外に少なく、一部例外(マニア向けや希少価値の高い物)を除き、ペトロマックスかコールマンの平行輸入品が候補対象になると思います。

そこで、方々のブログやら評判等を読み漁り、私なりに導き出した特色は以下の通りです。

 

ペトロマックス

  • 兎に角、大光量(HK500)
  • 大型ですが、オシャレで格好良い!
  • 国内に正規販売代理店があり、メンテナンスも安心
  • ハードウェアとしての機嫌に左右され易いらしい
  • 値段は少し高め

コールマンの平行輸入品

  • 光量はペトロマックス(HK500)の半分以下
  • 形はそれなりでも、ペトロマックス(HK500)と比べ小型で扱い易い大きさ
  • 日本コールマンの保証対象外だがパーツはネットで購入可能(但し、自己責任)
  • 構造が単純で壊れにくく、取り扱いが簡単
  • 購入し易い価格帯

 

ペトロマックスの形と大光量はとても魅力的なのですが、ハードウェアとしての機嫌に左右され易い所が気がかりです。2台体制にしてスペア機まで用意出来るなら良いですが、2台購入すると6万円オーバー!!!

方やコールマンの平行輸入品ですが、並行輸入ならではの不安感があるものの、消耗品であるマントルやジェネレーターの類はネットで買える時代。

加圧式ケロシンランタン初心者(但し、過去にガソリン加圧式は持っていた)としては、初期不良時のリスクはあるものの、取り扱いが簡単と言われているコールマンの平行輸入品に決定。

早速、Amazonでポチッとしました。

商品在庫がカリフォルニア州とのこと。到着までに2週間前後かかるらしいので、首を長くして待つ事にしました…

 

コールマン ケロシンランタン 639C

遠路はるばる我が家にやって来たのは、コールマンの「ケロシン ランタン 639C」という品物。

明るさは700ルーメンと書かれています。

つまりジェントスのEX-777XPが280ルーメンですから、明るさは2.5倍!

煌々と明るいサイトとは言いませんが、必要最低限はキープ出来ると思います。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

では、早速、箱を開けて中を見て見ましょう。

 

まずは、ランタン本体。

ガソリンモデルとは違い、プレヒート用の真鍮製カップが付いています。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

それ以外の内容物は、ベンチレーター(笠)・ガラス製のホヤ(クリアー)・アルコール注油ポンプ・キャリングハンドル・マントル(2枚入り)に、下の写真には写ってませんが取り扱い説明書が入っていました。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

ペトロマックスで良く落下してマントルが破損すると言われているノズル部分ですが、私が購入したコールマン ケロシン ランタン 639Cの場合、真鍮製のしっかりした物でした。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

と、ここで疑問が…

コールマンのガソリンモデルを使った事がある方はお気づきかと思いますが、ガソリンモデルには有った、ベンチレーターを止める頭頂部のギザギザ付きネジ(ローレット加工されたネジ)が無いんです!

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

では、どうやってベンチレーターを固定するのかと言うと、バーナー上部にある平たい板状の部分にベンチレーター側のツメ(下写真参照)を合わせるように被せ、キャリングハンドルの針金をベンチレーターを通してフレーム側へ固定するんです。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

下の写真は、ベンチレーターを外した状態でキャリングハンドルを掛けていますが、これをベンチレーターを被せた状態で行う事で、本体とベンチレーターを固定するんです。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

頭頂部のネジのネジが無いということは、キャンプ場でネジを紛失してランタンを吊るせなくなる心配は無用になりますが、光を一定方向へ向ける純正のリフレクターは取り付け出来ません。

よそ様のサイトを不用意に照らさないという用途で純正リフレクターの使用を考えている方は、リフレクター固定用の穴空け加工など、何らかの加工が必要になると思われます。

 

 

おっと、話が少し脱線気味ですね(^^;

インプレに戻します…

 

マントルを付けてませんが、セットした完成形はこんな感じです。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

勿論、ホワイトガソリンは使えませんので、ラベルにもKEROSENE(ケロシン=灯油)と書かれています。

Coleman ケロシンランタン
Coleman ケロシンランタン

タンク満タンで1L弱(大体940ml位 )で6時間以上点灯するそうですから、灯油1Lが80円程度としても一晩の費用が70数円になる計算になりますね。

冬場に2泊3日なら、プロパン混入CB缶と比べ燃費が800円以上の節約になりますから、浮いた燃料費でBEERが4本も買えます!

どうせ無くなるなら、照らして無くなるよりも腹に入れて無くなったほうが己の為ですね。

 

 

今回は、これ以外にも付属品をいくつか購入していますので、改めて書いていきたいと思います。

それでは!

 

 
スポンサードリンク
 
 
※ 当サイトの許可なく記事・写真等一切のコピーや転載を禁止させていただきます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA