パワートーチ RZ-730はアウトドアでも家庭でも使えるヤツ!

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本日は、長年愛用している新富士バーナーの パワートーチ RZ-730 を紹介しようと思います。

このパワートーチ RZ-730は、先だって紹介したSOTOの「スライドガストーチ ST-480」とは違い、焚き火などで薪への着火には絶大な威力を発揮する優れ物です。

スライドガストーチ ST-480 については、以下の記事をご覧ください。

スライドガストーチ ST-480 は超絶便利。各部寸法と操作方法!

 

アウトドア好きからみた「新富士バーナー」と言う会社

アウトドア好きな皆さんは、この「新富士バーナー」と聞いてピンと来たであろうか?

逆に、「SOTOと言うブランドは?」と聞けばご存知の方も多いと思います。

SOTO製品をお持ちの方や、パンフレット等をご覧になった方は既にご存知かもしれませんが、この2つの異なるブランドは、新富士バーナーと言う会社がアウトドアブランドを展開していて、そのブランド名が「SOTO」なんです。

つまり、SOTO の製品は新富士バーナーが製造販売しているんです。

正式名称は、新富士バーナー株式会社。

創業が1978年との事なので、既に40年近い社歴のある会社なんですね。

 

アウトドア好きなら、同社の製品のうち型番が「ST-」から始まるのがSOTO製品とだけ憶えておけば問題は無いかと思います。(他にも色々なブランド名をお持ちの会社なので)

 

SOTOフィールドチャッカー ST-450 と RZ-730 の比較!?

実は、外見上は色違いの「SOTO フィールドチャッカー ST-450」も発売されているのですが、なぜSOTOブランドを選択しなかったのかと申しますと、新富士バーナーブランドのRZ-730の方が安かったから(笑

どうせ買うなら、より高性能な方が欲しい…

そう、思う気持ち、よ~く判ります。

では、早速比べてみましょう。(自分も比べました)

 

【Amazonの商品仕様欄に記載されているスペック

  • ST-450 : 発熱量:1.8kW(1550kcal/h)(ST-700使用時)
  • RZ-730 : 発熱量:2.1kW(1,820kcal/h)(RZ-760使用時)

 

一見、発熱量はRZ-730の方が高そうに見えますよね。

ここで注意して頂きたいのは、ST-450とRZ-730のスペックを比較して、発熱量が高いからRZ-730を買うのは全く無意味だと言うこと!

よく見て下さい。

計測に使用したカセットボンベ(通称CB缶)が、ST-450はST-700使用時となっていて、対するRZ-730の場合は、RZ-760使用時となっています。

この両者の違いは、ST-700はブタンガス、RZ-760はプロパン混入のブタンガスとなります。

つまり、カセットボンベ(通称CB缶)に充填されているガスの種類が違うんです。

結論から申し上げると、RZ-730にST-700相当のカセットボンベ(通称CB缶)を付けた場合、発熱量は1.8kW(1550kcal/h)になり、ST-450との差は無くなってしまいます。

これに関しては、SOTO メーカーページで確認できます。

「炙りマスターCB KC-700」と商品名こそ違いますが、外見はST-450やRZ-730と全く同じフォルムです。

このページの中断にある製品仕様の所に、以下の様に記載されています。 

  • 2.1kW(1,820kcal/h) (ST-760 使用時)
  • 1.8kW(1,550kcal/h) (ST-700 使用時)

ほら、RZ-730とST-450の記載上の差は無くなってしまいました。

迷っているなんてナンセンス。つまりは、好きなほうを買えばいいんです!

 

我が家のパワートーチ RZ-730は優れ物!

我が家のパワートーチ RZ-730は、購入から5年以上も使っています。下の写真を見て頂ければお判りになれると思いますが、使用頻度が高めな為か、外見上は結構くたびれて来ています。

焚き火で薪や炭への着火だけではなく、自家製ピザに焼き目を入れるなど、普段の料理でも意図的に焼き目を入れたりするのに活躍しています。

後ろ側のダイヤルを開いてガスを出し、赤い着火ボタンを押すだけの簡単操作。

機械が苦手な女性でも簡単に取り扱えますし、ノズル(火口)付近にあるパイプ内にガスを通し強制気化さてから燃焼させていますので、ボンベの角度によって大きな炎が上がる心配もありません。

ストンとした飾りっけのないノズル(火口)ですが、くるっと輪っか状になったガス管が判りますでしょうか。この管の中を通った液体状のガスが熱せられて気化し、中央の穴からはガスとなって噴射されます。

 

パワートーチ RZ-730 の各部と操作方法

火力調整ダイヤルと点火ボタン。

火力調整ダイヤルは半時計回りに回すとガスが出て来ます。沢山回せば火力が強くなって行きます。消火の時は、時計回りに一杯まで閉めこめばガス栓が閉じられ消火されます。

※ 消火直後のノズル部分は非常に高温になっています。火傷に注意し、ノズルが高温の間は燃えやすい物に近付けないよう注意しましょう。

点火ボタンについては、圧電点火装置を内蔵しているので別途電池等は必要ありません。要は、カチカチやるライターと一緒ですね。

空気取り入れ口。

左が閉じた状態。右が開いた状態。

閉じているとオレンジ色の炎になり、開けた状態だと鋭く尖った青い炎になります。

カセットガス(通称CB缶)を接続する部分。

ボンベ側に押し込んで、60度ほど回転させてロックする仕組み。

因みに、CB缶をセットした状態で、CB缶内のガス吸い込み口は火力調整ダイヤル側になる。

 

 

 

カセットガスは専用品でなくてもOKだが…

安売りのカセットガス(通称CB缶)でも十分に使える。

しかし、火力が欲しい時には専用品を選ぶ方が望ましい。ブタンガス オンリーの安売り品に比べ、専用品はプロパンガスが混合されているので燃焼温度が高い。

ホームセンターで購入するなら、新富士バーナーのRZ-760。

ネットだと、SOTOのST-760が購入し易いかな。

両方とも同じ新富士バーナー社製で、SOTOブランドか否かの差。どちらを選んでも差は無いとのこと。

 

 

我が家の近所にあるホームセンターで購入するときは、RZ-760 しか売っていないので選択の余地は無いが、Amazonで購入するときは、SOTO の ST-760 を購入(大体此方の方が安い)する事が多いですね。

 

 
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