これからの季節、気温が高くなるので夜間は窓を開けて網戸で寝たいですよね。
しかし、我が家は2階なのでベランダの窓を開放して寝るのは、防犯上の理由から不安が残ります。
そこで、簡易ロックを現物合わせで作ってみました。
サッシ下部に置くだけですので防犯能力は高くありませんが、ベランダからスッと簡単に入り込めなくなります。
ベランダ引き戸の簡易ストッパー、材料集め…
材料は近くのホームセンターでSPF材のワンバイフォー92cm(920mm)を購入します。
ホームセンターによってお値段は違うと思いますが、高くても300円前後かと思います。
また、取っ手の固定用に32mmのコースレッド(木ネジ)を3本使用しました。 ※ 自宅の在庫を使用
SPF材を805mmの所でカットし、サッシ部分と枠部分のリブ(出っ張り)に合わせて両端を切り抜きます。
今回、カット作業にはジグソーを使いました。
ジグソーの使用刃は、曲線カット用の細刃を使用しています。
※ 我が家のジグソーは親父のお下がりで、とても古い電動工具です。多分、もう売ってないだろうなぁ~
両端の加工が終わったら、端材を使って取っ手を作成!
これもお得意のフリーハンドで作りました。
なので図面は…ありません(笑
因みに、取っ手の内側の穴は、ドリルで抜いてからドリル穴にジグソーを入れて切り抜きます。
木目の方向性から、穴を左右に拡大しすぎると強度に不安が残りますから穴のサイズは小さめにしました。
出来上がった取っ手は、簡易ストッパーの裏側から32mmのコースレッド(木ネジ)3本を使って固定します。
下の写真は固定する位置決め中!
取っ手の部分は念入りにサンドペーパーをかけ手触り良く仕上げましたので、次女(小学生)が触っても棘などが刺さる心配はありません。
実際に使用している図が下の写真です。
サッシ部分に差し込む形で置くだけですから、サッシにも建物にも一切キズ付ける事なく設置出来ます。
なので、賃貸物件の方には重宝される方法だと思います。
取っ手部分を持って、上に持ち上げ簡易ストッパーを外せばロック解除!
所詮、網戸。
網戸の網の部分をカッター等で切り裂けば、簡単に室内への侵入が出来てしまうのですから、構造上これ以上の物を作っても意味が無いのではないかと思います。
結果的に、扉が簡単に開かないので侵入までの時間稼ぎ程度で良しと考え作成しました。
今回作成した引き戸の簡易ストッパーと、ベランダ側へ動体検出センサーを取り付ければ、警報音が鳴る中で冷静に侵入方法を模索する余裕は無いのではないでしょうか。