格安SIMのスマホ導入から、早18ヶ月…
購入した格安SIMのスマホはどうなったのかと言いますと、
買い換えてしまいました。
目次
購入した格安SIMスマホ(g01)はどうなった…!?
前回購入した格安スマホですが、購入後1年弱で端末のリチウム電池が膨張してしまいました。
中国製リチウム電池の発火はネットでも色々と報告されていますし、購入してから1年未満だったのもあり、ここはサクッと交換を申し出ます。
就寝前に、 gooのスマホお問い合わせページよりその旨連絡しますと、翌日になってgooシムセラー様から「販売代理店は大阪の××××と言う会社なので、そちらに直接言ってほしい」との返信がきました。
なので、その日中に××××社へ直接メール。
・・・
・・・
・・・・・
この端末の販売代理店である××××社、翌日1日待っても梨の礫で返事が返って来ません。
仕方ないので××××社へ直接メールした2日後の朝に、gooシムセラー様と××××社へCCメールで連絡すると、昼前にgooシムセラー様から「対応要請を行った」との返信が来て、その日の夕方遅くに販売代理店の××××社から返事が来る始末。
販売代理店の××××社より、「バッテリーに関しまして弊社にて確認を致しました物をお送りさせていただきましてご交換をさせていただきたいと思います。」 ※原文そのまま抜粋とのこと。
販売代理店の××××社へ、その日中にこちらの送付先住所を連絡しました。
問題はその後なんです。
送付先住所を連絡してから、5日経っても何も送られて来ませんし連絡もありません。
翌朝(6日目の朝)に現在はどうなっているのか、gooシムセラー様と××××社へCCメールで連絡すると、相変わらず当事者意識が薄いと言うか、対応が遅いと言うか、gooシムセラー様からの返信が先。
一応、午前中に××××社からも返信が来たのですが、そこで、驚愕の事実が…
何となく想像がつきますが、まだ発送していなかったんです!
今まで何してたん!?
××××社さん、もう少しスピーディに対応できませんかね!?
しかも、1.5倍近くに膨らんだバッテリーを保管しているのは精神衛生上よろしくありません。
なので、6日目の朝の送ったメールで「バッテリーに関しては本日当方にて処分させて頂きたいと思います。」と伝えているにもかかわらず、その返信に「着払い伝票を同封をしておりますので、大変申し訳ございませんが弊社に膨らんでしまいましたバッテリーをお送りいただきますようお願い申し上げます。」と書かれているメールを頂きました。
××××社さん、ちゃんとメール読んでますか?
大体、膨らみきったバッテリーをそのまま宅配便で送り返してもいいんですかね?
途中で発火でもしたら、誰が責任を取るのでしょうか。
g01のタッチパネルの動作が怪しい!!!
バッテリーの膨らみが原因だったのでしょうか、タッチパネルの動作が怪しいんです。
画面下側中央付近の反応が悪い。
タップしても反応しなかったり、反応したり…
そんな状態が4ヶ月前後続き、徐々に悪化していき…、年始早々に画面下半分がほとんど反応しなくなっちゃいました。
「あ~ぁ、こりゃ~もうダメかも」と思い、端末の買い替えを検討開始します。
幸い、私のスマホはデーター通信専用なので、数日使えなくても、仕事に差し障りはありませんが、バッテリー交換でモタついた経験から、買い替えは××××社以外の端末を選ばなければなりません。
国内大手のS社やF社なんかの端末もありますが、それだと端末代が高い。色々悩んだあげく、今回は横浜に本社があり安価なg06に決めました。
gooのスマホ、g01とg06の違いは?
前使っていたg01は大きすぎるから少し小さめ、端末の価格が安いことなどを考慮して端末を探すと、ドンピシャな端末が見つかりました。
g01は5インチ液晶なのに対し、g06は4インチと1インチ画面が小さくなります(当然、筐体そのものも小さくなります)。また。使用しているOSが、Android 5.0からAndroid 6.0へ1世代新しくなります。
他にも、g01からg06にしたことでいくつか嬉しい変更点があります。
- 通信回線が3G回線(g01) ⇒ LTE対応(g06)
- 液晶が、TFT液晶(g01) ⇒ IPS液晶(g06)
- Bluetooth 3.0(g01) ⇒ Bluetooth 4.0(g06)
- SIMが標準SIM(g01) ⇒ micro-SIM(g06)
などの改善が見られます。
元々が、通信コスト削減を視野に入れて、「au のスマホ」から 「docomo のガラケー」へ乗り換えを行い、追加で「格安SIMのスマホ」を新規契約(増設)した経緯がありますから、通話はdocomoのガラケー。データー通信がg06の役割です。
なので、高価な端末は必要無く、最も必要な機能はテザリングを使ったデーター通信なんです。
そういった意味では、g01よりもコンパクトなg06は向いていると思われますので今回はg06に決定。
本当にコスト削減効果あるの!?
では、本当に通信コスト削減の効果はあるのでしょうか?
率直に言ってしまうと… あります!
「結局、コスト上がってんじゃないの?」と聞かれるかもしれませんが、auのスマホ時代と比べても、毎月4,000円以上のコスト削減になっています(2台持ちでも)
これは、auスマホから切り替えて1年半(18ヶ月)続いている事実です。
「格安SIMスマホ」とは別にMNPでガラケーを契約したのは、万が一の場合でも既存の番号で通話可能回線をキープするためで、コスト最優先なら、MNPを「格安SIMスマホ」に割り当てれば、更に通信費削減の効果があります。
ここからは、「格安SIMスマホ」導入にあたる経緯を含めて、「格安SIMのスマホ」を実際に18ヶ月間使ってみたレビューを色々と書かせて頂きたいと思います。
巷では、「格安SIMとか格安スマホって良く耳にするけれど、良く判らないよ!」とか、「契約が面倒だし、そもそもメリットが判らないから…」なんて声もあるようなので、少々説明させて頂きます。
少し難しい言葉を使うと「移動体通信端末の仮想移動体通信事業者における月額固定費の節約」といったところでしょうか…(笑
何だか、言っている自分ですら分からなくなりそうな言葉の羅列になってしまいましたが、難しい言葉はパスして、一般的には「格安スマホ」とか「格安SIMスマホ」「MVNO端末」なんかでOKです。
それでも気になるって方は google 等で各自調べてみて下さいね。
注意:古い端末の使用にはSIMロック解除が必要?
まず、格安SIMって聞いた事があっても、「一体、何の事か分からないよ!」という方もいらっしゃるとおもいますので、簡単に説明しますと…
一般的なPHSを除く携帯(スマホ)の場合は、各キャリア=NTT docomo、au、SoftBankのいずれかと契約される方が殆どだと思います。
その場合の端末(スマホやガラケー)の購入方法(新規契約か機種変更問わず)は、各キャリアの商品を取り扱っている家電量販店やキャリア専属のショップか、それらのネットショップですよね。
つまり、その購入を図にすると下の様になると思います。
携帯販売店で、機種を購入(新規・機種変更問わず)際に、係りの人が裏蓋を開けてなにやら小さなカードみたいのを取付ているのを見かけませんか?
それが、SIMカードです。
(既にSIMカードを取り付け終わって、SDカードの可能性もありますが…)
いずれにせよ、お店を出てくる時には携帯(スマホ)にSIMが取り付けられた状態(通信が可能な状態)が殆どだと思われます。
もし、SIMが取り付けられていないと通話やデーター通信の類は一切出来ないですから、キャリアは通信が出来る状態になるまでの間、利益の機会を損失したことになりますからね。
では、格安SIMのスマホはどうなっているのかと言うと…
基本的には、SIMとスマホは別々に購入するんです。(一緒に購入するパターンもあります)
スマホ自体は今使っているのをそのまま使う事も技術的には可能ですが、各キャリアが販売するスマホは、その殆どがSIMロックされていて、格安SIM等で使用する為にはSIMロックの解除作業が必要になることが多いと思います。
SIMロックの解除には、そのスマホを購入されたキャリアのショップにて作業依頼をするか、自らオンラインで申し込む必要がありますし、SIMロック解除費用(各キャリアともショップでは3,000円程度・オンラインなら無料もある)が発生することがあります。
キャリアとの解約後にSIMロック解除を行う場合も注意が必要で、解約と同時にSIMロック解除を申し込みましょう。1年前に解約したスマホのSIMロック解除は応じてもらえない可能性もあります。
今後はSIMロックされていない=SIMロックフリー端末が増える傾向なのは確かですが、キャリアで販売されるスマホは、この先も殆どSIMロックされていると考えるのが妥当だと思います。
兎に角、古いスマホを使用されるのでしたら、SIMロックが解除されていることが前提となりますので注意して下さい。
もう一点注意がありまして、au系のスマホはSIMロック解除してもdocomo回線を使用する格安SIMでは使えません。au系スマホの場合には、au系の格安SIM会社(UQmobile や mineo 等)と通信契約して下さい。勿論、逆もしかりです。
端末の購入について(買い替え)
今回も、gooのスマホページから購入手続きを行いました。
端末セットを選びましたので、手続きから大体1週間位で本体とSIMが送られて来ますので、届きましたら本体の裏蓋を開けSIMを本体に取り付け終了です。
つまり、上記図の販売店から全て入手するパターンです。 ↓↓↓コレ↓↓↓
購入に当たっては、一般的なキャリアのスマホと違うのは、店頭購入ではなくネット通販で購入するんです。もちろん、端末セットについては新規の方でも可能ですし、2台目以降の申し込みも可能です。また、端末を一括購入が厳しい方は、分割購入もあるようです。
しかも、初月の基本料金無料! ※ 音声通話SIMで通話した場合の通話料はかかります。
勿論、端末の宅配料金も無料!
利用開始月の10日前に申し込むと、申し込み日~利用開始月の末日までが無料期間になるようです。つまり、6月から使いたい場合、5月21日から数日間のお申し込みがお得です!
詳しくは、OCN モバイル ONE のページで確認して下さいね。
端末の購入は NTTコムストアさんで購入。 ※ NTTコムストアさんへは下にバナー貼っときます。
最初に端末購入代金として、スマホ代(SIM代込み+ACアダプター等付属)が必要ですが、毎月の基本料金は音声通信対応SIMで月額1,800円程度。
私の場合は、音声通信対応SIMは必要ないのでデーター通信SIMにして月額900円(税別)。
(我が家の場合は、格安SIMのプロバイダー割引(自宅のネット契約がOCNだと、ネットで申し込めば割り引かれます)が200円あり、さらに値引きされて実質700円程度になります。)
NMPで購入(端末無料)したdocomoのガラケーの基本料金が月々1,800円程度。
トータルで月額2,500円程度となりました。
元々のauスマホが毎月7,600円程度(通話料含まず)の支払いだったので、2台持ちになったにも関わらず、毎月5,000円以上、年額にしたら、なんと!約60,000円の通信費節約になりました。
確かに、端末の初期投資は必要になりますが、以前契約していたauスマホの場合は毎月7,600円の2ヶ月分で15,200円ですから、契約した「OCN モバイル ONE」の初月基本料金無料を考えたら2ヶ月~3ヶ月で端末代金の元は取れる(高価な端末でなければ)計算になります。
以下の図は、単純に固定費を比較した図ですが、docomoガラケー+格安SIMのセットだと年額30,000円ちょっとですから、以前契約していたauスマホと比較すると、毎年約60,000円の固定費削減になることが分かりますね。
もしこれを夫婦で実践すると、その差額で毎年旅行(例えば、離れの個室がある高級旅館)に行けますし、2年に一回にすれば、海外旅行にだって十分に行けちゃいます。
要するに、お金の使い方なんですけれど、どちらに価値を求めるかなんですよね!
もっとコストを落とす為には、ガラケー(私の場合は docomo の携帯)を契約せずに NMP の番号割り当てを OCNモバイル フォンにすれば、私のパターンより更に月額900円もお得に…
つまり、年額 20,000円程度でスマホ(元々の080番号+新たに050番号付き)を持てる事になります。
これだけ違えば、検討する余地が十分にあるのではないでしょうか。
尚、機種買い替えの方は、購入後にONCのページへ行き、旧端末の契約について末日付けで解約の予約をします。
また、端末セットを購入された方だけではなく、SIMのみ購入された方も、ONCのページから新しい端末の契約事項を入力して手続き完了です。
安かろう悪かろうの問題は無いのか?
実は、1つだけ(正確な原因は分かりませんが)問題がありました。
以前行ったキャンプ(兵庫県は三田市の山中)でのお話しなのですが、初日の18時以降に通信が出来ない…
同じdocomoの回線を使っているガラケーはアンテナMAXなのに、格安SIMのスマホはずーっと圏外なんです。
同一エリア内で、通信キャパシティの上限に近づくと格安SIMは接続を拒否られるのでしょうか?
キャンプで通信出来なかった以後そのまま1年以上が経過しておりますが、今のところ大阪市内の梅田や難波のカフェ、客先で使えなかった事は一度もありません。
以上の事から、皆様にお勧めするのは、キャリアのスマホからキャリアのガラケーと格安SIMのスマホ2台持ちにし、十分に納得の上でキャリアのガラケーを解約して格安SIMのスマホへ移行が望ましいと思います。
※ この記事の内容につきましては、私Y(夫)の個人的主観に基づき書かせて頂いております。記載内容と相違がありましても一切の責任はお受け致しませんのでご了承下さい。